クリアカムがない劇場、体育館、屋外、とかもままあるので。キューランプがあるといいな、と、作りました。
ケースは、直方体のプラスチック版と、少し傾斜がついて押しやすく見やすいアルミ版との2パターン作ってみています。
仕様
- マイクケーブル1本で引き回し可能
- 数珠つなぎもパラレル接続も大丈夫
- 黃と赤のランプを、どの機体からも点灯可能
- ボタンが静かで、客席の近い会場でも安心
- 電源は単三乾電池。ACアダプタ不要
- 親機子機なし、電気的には全機同仕様
黄と赤のランプの役割は、その都度決めていただく方が柔軟かな、と、あえて決めていません。「スタンバイとゴー」「音響さんへと照明さんへ」など、良いように使えればよいかと。
電気的には
3ピンXLRの1番ピンを共通のグラウンドにして、2番を黄色の、3番を赤の、それぞれ電源の供給に使っています。
XLRがつながると、LEDの赤は赤と、黄は黄とが並列に繋がるようになっています。
赤や黄のボタンはそれぞれ電源供給のスイッチになっていまして、たくさんつないだキューランプのうち、どれか一つでもボタンが押されると、赤なら赤、黄なら黄がそれぞれ全部一度に点灯する、という仕組みです。
どのくらいの距離まで引き回せるものかと、マイクケーブルを320m(20m x16)繋いで使ってみました。
何も問題なく動作しています。
カナレL-4E6Sなら、計算上は1.5kmくらいは余裕を持っていけます。
よくお世話になる舞台監督さんを中心に、ご利用いただいております。